今回は四十九日法要の準備のやり方について解説をしたいと思います。
基本的な流れは以下の通りとなります。(お墓が決まっておらず菩提寺がない方はご自宅で行って頂いても結構です)
まずは故人さまの正しい四十九日を調べる必要があります。こちらのサイト(年忌法要計算様)でお調べになってください。
例:ご命日が令和6年9月8日(日)だと四十九日は令和6年10月26日(土)となります。
まずは菩提寺のご住職に相談するのがお作法です。葬儀が終わりましたら、なるべく早くご住職に日付の予約をお取りになられて下さい。
法要案内状を作成し招待したい方のご自宅に郵送します。返信ハガキの出欠を見て取りまとめます。最近はLINEや電話、メールで済ませる方もいらっしゃいます。
出欠表を作成し当日持参すると便利です。また施主さまは親族の接待などがメインになりますので受付をされる方を決めておくと当日はスムーズです。(少人数でしたら不要です)
菩提寺がいらっしゃる方はご住職に相談して下さい。
霊園や納骨堂の方は管理事務所の窓口にお問合せください。一般的には下記になります。
①白木の仮位牌 ②本位牌 ③遺影写真大と小 ④お骨 ⑤供物(果物or和菓子) ⑥花束(法事用) ⑦花束(お墓用) ⑧お寺様を依頼される方はお布施 ⑨塔婆代 ⑩石材店への費用
寺院でしたら客殿や会館で、霊園でしたらホールで仕出し料理を事前にお願いし会食します。そちらが難しい方は会席料理店等を予約します。
予算は一人あたり5,000円前後でやられている様です。最近はお孫様までしかいないので故人さまの馴染みのお店を利用する方も増えてきております。
故人さまのために影膳を用意されることもお忘れない様にお願い致します。小さな遺影写真を一緒に並べてあげるといいでしょう。
ご霊前を頂いた親族に返礼品をお渡しします。地域にもよりますが相場2,000~3,000円位になります。
御霊前の相場は2万円~と言われております。施主さまは5,000円相当の食事に3,000円位の返礼品を用意します。ご夫婦で参列されるのであれば、その辺りも負担の掛からない様に配慮してあげるのもやさしさかと思います。
仏壇に本位牌を安置しお線香やお茶(水)をお供えしご先祖さまに新しく故人をお迎えする様にお願いをし安寧を祈ります。遺影写真は鴨居などにお掛けします。
ご自宅にある後飾り段は後日、葬儀社に依頼し回収してもらいます。