お葬式が終わったばかり。さぞお疲れになった事だと思います。さみしい、悲しい、辛い。会いたい。お話したい。やり残した。もっとこうしてあげれば良かった。
「大切な方を亡くす」とは、それだけ大きな出来事なのです。
しかし、生きている上で誰しも必ず経験する事で、避けられない事。仕方のない事なのです。一生忘れる事はなく、おそらくあなたがその方とまたお会いする日まで続きます。
では、どの様に亡くなった方と繋がり、今後も「共に」暮らしていくのか。
供養の仕方を考える時がきたと思います。
「ご先祖様があるから今が在る」
残された者がこれからの世の中を作っていく訳ですが、亡くなられた方には、手を合わせ安寧を願う。これが残された人の宿命です。
今は悲しいけれども、「前を向いて笑顔で過ごす」そんなあなたを故人様、ご先祖様は願っているのではないでしょうか?
いつもそばにいる
引き続き愛情を持って、お仏壇に手を合わせ、お墓参りをして話し掛けてあげて下さい。
そちらの世界で元気にやっていますか。
ご両親、祖父母には会えましたか。
お友達と遊んでいますか。
なにか食べたいものはないですか。
昔こんなことがあって面白かったよね。
今日ね。こういう事があったんだよ。
それでね。こう想ったんだよ。
なにか困った時があったら見守って下さいね。
それがヒーリングになるのです。
かつて自分のことを愛してくれた者の声は、唯一その人に入っていく
辛いけど、寂しいけれど
後ろ髪を引いてはいけない。
良き想念をただゆっくり、淡々と、焦らず、押し付けず、否定せず、愛を込めて送り続けていく
今生、あなたが残された理由はそこにあります。
大切な方へ愛を届けられる人が唯一あなただったから。
愛と感謝は今でも繋がるのです。新しい学びを頂いて感謝すればいいのです。
あなたが明るい人生を送り幸せなら、亡き人やご先祖さまはうれしいのです。
供養になるのです。
次回は「ではどうやって供養をしていくのか?」を解説していきたいと思います。